岡山に行ってきました。
前日夜に大阪入りして、大阪から山陽本線で岡山まで2時間半。できる時は鈍行電車で旅情にひたるようにしています。瀬戸内海を左に見つつ、「わぁ、海だ。」と心を躍らせ、自分と同じ年のこの電車に乗ってやってきました。
駅前に立つ桃太郎さん。駅を降りて、岡山県を感じられるものが彼だけでしたが、岡山のアイデンティティだそうです。
訪れた先は、県内の高梁(たかはし)市の吹屋や 倉敷市内です。倉敷では古民家再生工房の楢村徹さんに、倉敷での古民家再生の事やまちづくりについてお話しを伺いました。旦那文化が今も息づく町で、どうやって人を動かすか。「仕掛けづくり」という言葉が、幾度となく出ました。
ここでは、ここ倉敷で気になった、緑にまつわる(仕掛け?!)について、ちょこっと書きたいと思います。
軒先の、石畳みとコケの境界がどうなっているのか、気になって撮ったのですが、自然な形で定着しています。以前、コケだけを他から持ってきて、石の上に乗っけて、育ててみたのですが、失敗しました。
無造作に置かれた四角い鉢。その周りを覆う地被には富貴草。倉敷の町では、この富貴草がよく植えられていたんです。名前も縁起がよさそうだからでしょうか。
倉敷といえば、アイビースクエアですが、こちらは 焼杉の板塀から顔を出す アイビー。黒に映えます。
最後は、倉敷市内ではないのですが、古民家再生工房の神家昭雄さんのご自宅に寄らせていただきました。お庭にはやっぱり富貴草。ここではとても、幸せな気持ちになれました。
2泊3日の旅でしたが、あっというま!