先日、沖縄に行ってきました。
家族サービスを怠ってきたツケが爆発いたしまして・・・
妻がすべて企画。わたくしの予定など知らぬ存ぜぬで、半ば連行される形で行ってまいりました。全行程、行く所、やることが決まっているようです。街や建物を悠長に見る時間など予定にないそうです。
肩身が狭い中、移動の合間にお願して、ちょっと立ち寄る。という形となりました。
うるま市にある勝連城というお城。沖縄では城はグスクと呼ばれます。13世紀前後にできたと考えられるお城で、本土では鎌倉時代にあたります。石積みや縄張りに丸みが目立って、これはその後の本土のお城とはずいぶん様子が違います。中国色が濃いんだろうなぁ。と思いました。実際に城跡からは中国製やその他東南アジアの陶磁器などが出土していて、海外との交易がしのばれます。
琉球石灰岩という、いわばサンゴの石積のようです。四角い切石を水平に積み上げています。３方海に囲まれた、絶壁にそびえるお城で、今まで見てきたお城で、高台からの眺望はこのお城がナンバーワンです。
植生も独特。南国です。
中村家住宅。木造です。台風、塩害、戦火、いずれもしのいできたようです。
自分に買った、ささやかなお土産をひろげて、なぐさめます。横で、6歳になる娘が、「牛乳は私のだよ！」とプンプンしておりました。